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研修会報告
未分類2024.08.30
GPTA2024年理学療法政策研修会 開催
令和6年6月30日(日)に対面とオンラインのハイブリッド形式にて、GPTA2024年理学療法政策研修会が開催されました。「理学療法政策の現状と課題」をテーマに参議院議員の田中昌史先生にご講演いただきました。講演では、先生が国会議員としてどのような活動をしていただいているのかを説明していただきました。私たちの日常の仕事と国会での活動が遠く感じてしまいがちですが、国会で給料の賃上げを働きかけたり、リハビリの重要性を訴え政策に反映するための働きかけなど、非常に重要な仕事をしていただいていると知ることができました。
また、今後は急性期病院から在宅に退院することが多くなり、在宅や地域での関わりが重要となることや、介護予防・重症化予防がより必要になってくると説明していただきました。今後の社会の流れや取り組むべきことを知ることができ大変参考になりました。
第10回理学療法フェスタinぐんま 開催
令和6年7月7日(日)、第10回理学療法フェスタinぐんまがスマーク伊勢崎3階スマークホールにて開催されました。今年度は、渡辺真樹会長の挨拶に続き、「理学療法士の関わるウォーキング」をテーマに、利根中央病院の七五三木史拓先生に理学療法・理学療法士について、文京学院大学理学療法学科の五十嵐達也先生に歩行による運動効果についてご講演いただきました。
七五三木先生より理学療法士の役割や活動している場の説明、リハビリ職:理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の違いなどについて分かりやすくご講演いただきました。参加者もそれぞれの職種の違いがわかり、さらに理学療法士への理解が深まったようです。
五十嵐先生からは、歩行の重要性や運動の効果、気を付けること、地域での取り組みなどをご講演いただきました。歩き方の説明では、椅子に座りながらできる足踏みや2重課題を取り入れた歩き方を実際に会場の方と一緒に行いました。地域での取り組みの紹介では、地域で作成されているウォーキングコースの紹介や群馬県が作成したアプリ「G-WALK+(ジーウォークプラス)」を紹介いただきました。参加者がより身近に歩行の重要性を感じられたと思います。
また、会場では福祉用具の展示や、理学療法士の養成校で使用されている教科書の展示や、エコバックやボールペンなどの配布もあり、50名を超える参加者でにぎわいました。
第54回技術講習会 開催
令和6年7月14日(日)、第54回技術講習会が「呼吸理学療法および痰の吸引」をテーマに群馬大学医学部にて開催されました。午前は、呼吸理学療法について群馬大学医学部付属病院リハビリテーション部の長谷川信先生にご講義いただきました。胸郭体表解剖や胸郭可動性の評価方法や、用手的手技の介助方法や体位別の方法などを実技と中心に教えていただき、参加者同士で排痰方法の実技を行いました。
午後は痰の吸引について群馬大学大学院保健学研究科の中村美香先生にご講義いただきました。肺音聴取や吸引の手技をシュミレーター機器を使用し、実際に聴診器を使用し呼吸音の確認や吸引手技の実技を行いました。
今回研修に参加し、呼吸理学療法や痰の吸引について知ることができ非常に貴重な機会となりました。