一般の皆様へ
会員の皆様へ
後輩理学療法士へ
未分類2024.08.30
皆様はじめまして。私は前橋市にある独立行政法人地域医療機能推進機構 群馬中央病院に勤務している小林里羅と申します。今年で理学療法士として6年目を迎え、入職してから現在まで整形外科疾患を中心とした幅広い年齢層の患者様と一緒にリハビリを行なってきました。
1年目2年目の理学療法士の皆様はどう過ごされていますか?きっとまだ職場に行くことさえ緊張している方や、分からないことばかりでどうしたらいいか悩んでいる方が多くいらっしゃると思います。でも心配することはありません。新人のうちは分からないことやうまくできないことは当たり前で、どの職場でもどの職種もどんな人でも最初は同じです。実際に私も1年目の時は社会人のマナーすらよく分かっておらず、仕事に関しても分からないことやうまくいかないことばかりで周りに迷惑をかけてしまっていました。職場の先輩はとても優秀な方ばかりで、私にとって分からないことを素直に相談することがとても勇気のいることでした。そんな時に1人の先輩からこんなことを言われました。「あなたが悩んだり迷ったりしているときも、患者様は痛みに耐えながらリハビリを懸命にしているよ。プライドなんか捨てて色んな人にたくさん話を聞いた方がいいよ。」と。私の邪魔をしていたのは、先輩方にうまくできるところを見せたいという小さなプライドだったということに気がつきました。それから私は少しずつ先輩に相談することができるようになり、仕事にも慣れることができました。
私に大切なことを伝えてくださった先輩は今でも私の憧れの理学療法士で、目標としている人です。きっと皆さんの職場にもたくさんの患者様を笑顔にしてきた素敵な先輩方がいるはずです。その方々から少しでも多く吸収できるように、悩みやプライドは捨てて素直に相談してみることを心がけてみてください。最初は少し勇気のいることかもしれませんが、きっとうまくいくはずです。分からないことはどんどん聞いたり見たり話したりして、一緒に成長していきましょう。