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■地域包括ケアシステム部事業報告  ダイハツ工業㈱地域密着プロジェクト 「健康安全運転講座」

未分類2024.06.21

社会局 地域包括ケアシステム部 小野友也

 加齢とともに、シートベルトの着脱やハンドル・ブレーキの操作、後方確認に必要な四肢と体幹の柔軟性が低下していきます。このため、高齢者は運転中に身体への負担が増し、疲労や不調を感じやすくなります。さらに、年齢を重ねるごとに注意力や筋力も衰えていくため、運転がますます困難になってしまいます。

自由に移動できる自立した生活をサポート

 「いくつになっても自由に移動できる自立した生活をサポートする」という活動趣旨に賛同した、産(ダイハツグループ・JAF)官(自治体)学(理学療法士協会)民(地域社会)が連携し、ダイハツ販売会社の店舗を活用した「地域密着プロジェクト」を進めています。群馬県においても2018年から「健康安全運転講座」を開始しています。

健康安全運転講座の様子

 令和6年4月23日(火)、群馬ダイハツ株式会社 伊勢崎店にて健康安全運転講座が開催されました。今回は地域住民14名の方にご参加いただきました。群馬県理学療法士協会からは3名の理学療法士が派遣され、握力、5回立ち上がりテスト、Trail Making Testを行い、運転に必要な能力の評価・フィードバック・運動指導を行いました。

 講座の中ではJAFによる運転席からの死角の確認や、ダイハツ車を使用しての運転姿勢の評価や誤発進抑制機能の説明なども行われました。

 当日講座に参加された方からは、「運転後にこんなに血圧が上がっているとは思わなかった」や「実際の年齢より注意力が若くて嬉しい」と悲喜こもごもの声が聞かれ、健康や運転について改めて考えていただく機会になったと思います。今年度は秋にも健康安全運転講座の開催が予定されています。

    

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