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研修会報告4
未分類2024.03.06
■第9回介護予防の推進に資する地域ケア会議研修会開催
令和6年1月25日(木)、オンライン形式にて、第9回介護予防の推進に資する地域ケア会議研修会が開催されました。はじめに、地域包括支援センター西部の山田圭子先生から「自立支援型ケア会議でセラピストに求めること」というテーマでご講義いただきました。次に、群馬医療福祉大学の山口智晴先生から「改めて確認!自立支援型ケア会議の目的とセラピストの役割」というテーマでご講義いただきました。セラピスト目線での利用者との関わり方を、ケアマネージャーと共有することが非常に大切であると感じ、自立支援地域ケア会議を他職種連携のチャンスと捉え、地域に貢献できるセラピストとして成長していきたいと感じました。
■令和5年度東毛ブロック施設間連絡会開催
令和6年1月26日(金)、オンライン形式にて、令和5年度東毛ブロック施設間連絡会が開催されました。「目標設定と介入について~症例提示を通して~」というテーマで、急性期から太田記念病院の相場直樹先生、回復期から恵愛堂病院の森下大先生にご講演いただきました。事例を踏まえて各病期においての目標設定の留意点を共有頂き、考え方を整理することが出来ました。重複障害時代となり、中~長期的な目標設定が難しい患者が増えているからこそ、医療従事者と患者の双方的な理解のもと、患者の価値観に寄り添った目標設定・プログラム検討ができるよう努めたいと思います。また、「介護・障害福祉サービスにおける地域連携」について、障害児の分野から株式会社Changesの長久保貴義先生にご講演頂きました。介護・障がい・子ども関連事業において地域で結果を出せるPTになるためには、臨床スキルに加えて、地域各機関の連携をコーディネート・マネジメントするスキルが求められることを学びました。PTとして学校や保育園等で需要があることを再認識する良い機会となりました。
(美原記念病院 佐藤萌花)
■令和5年度地域局小児リハビリ部研修会開催
令和6年1月28日(日)、オンライン形式にて、令和5年度地域局小児リハ部研修会が開催されました。東京家政大学の東恩納拓也先生から、「発達性協調運動症(DCD)がある子どもへの評価と介入」というテーマでご講義いただきました。小児理学療法に関わりが少ないセラピストでも、DCDについて基礎的なところから非常にわかりやすくご説明いただきました。介入プログラムの目標設定については、参考になる箇所が多くみられ、現在の臨床にも活かすことができると感じました。今回の研修を通して、セラピストとしての視野を広げることができました。