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■第30回群馬県理学療法士学会開催
未分類2023.12.01
令和5年10月29日(日)、高崎健康福祉大学を会場に、第30回群馬県理学療法士学会が「為せば成る NEXT INNOVATION」をテーマに開催されました。学会長は高崎健康福祉大学の竹内伸行先生、準備委員長は高崎健康福祉大学の千木良佑介先生が務められました。
今回の学会は、一般演題数が過去最多の46演題となり、参加者も276名を数え、盛大に開催されました。会場はメインの会場以外に、サテライト会場もあり、ライブ配信での視聴も可能となっていました。
基調講演では、新潟医療福祉大学リハビリテーション学科の江玉睦明先生より「機能解剖学からひも解く運動器疾患の評価と治療」をテーマにご講演いただきました。膝関節を中心に運動学や解剖学の視点から、超音波エコーや遺体標本の資料を多数ご提示いただき、関節可能域制限の原因やアプローチ方法についてご教授いただきました。ランチョンセミナーでは、高崎健康福祉大学 健康栄養学科の竹内真理先生より「リハビリテーションと栄養」をテーマにご講演いただきました。リハビリを行う上で、患者の栄養状態の把握や栄養の管理が重要であるとご教授いただきました。教育講演では、群馬大学医学部附属病院の看護師、佐藤綾子先生に「看護師が理学療法士に期待すること、知っておいてほしいこと」をテーマにご講演いただきました。他職種チーム医療の中で、それぞれの職種に見え方や考え方に違いがあり、その中で理学療法士に期待されることとして、ADLや予後予測などについて理学療法士からの意見は参考になることが多く、積極的に他職種連携を深めていただきたいとお話しいただきました。シンポジウムでは、「理学療法士の多様性について」をテーマに、研修者と教育者の立場から高崎健康福祉大学の冨田洋介先生、研究者の立場から国立スポーツ科学センターの木村裕也先生、企業の立場から株式会社ORPHEの大塚直輝先生の3名にご講演いただきました。それぞれの先生方からこれまでのご経験や取り組まれてきたこと、ご活躍されている専門分野の特徴などについて、ご講演・議論いただきました。
学会に参加させていただき、非常に参考になることが多く大変貴重な時間になりました。
学会賞 受賞おめでとうございます
最優秀賞: 医療法人石井会 石井病院 大隈 雄太 先生
優秀賞: 医療法人真木会 真木病院 渡邉 省吾 先生
奨励賞: 平成日高クリニック総合ケアセンター 大塚 日里 先生