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スポーツ推進部より
未分類2023.09.01
「第2回 神奈川県理学療法士会 湘南西部ブロック研修会」に参加しました!
スポーツ推進部の中川和昌(高崎健康福祉大学)です。標記研修会が2023年2月17日(金)の18:30~20:00の日時でオンラインにて開催され、私も講師の一人として参加してまいりました。テーマは、「パラスポーツの身近なスポーツ化」を考える、で開催され、私以外の群馬県理学療法士協会からも参加者が1名、その他多様な参加者が募り有意義な意見交換を実施できました。
本ブロックの研修会は、介護老人保健施設ひまわりの里リハビリテーション課の理学療法士である安藤岳彦先生が中心となって活動しており、当日は安藤先生より湘南西部エリアのパラスポーツの現状の説明がされ、私のほうから自身の経験を基に国際的な情報を中心に情報共有させて頂きました。その後、作業療法士の吉田祐太先生がWEST SHONAN SCという車いすバスケスクールの運営に関する情報、りんどう看護ステーション理学療法士の池上直宏先生が大磯パラスポーツを楽しむ会の運営に関する情報、ファンメディケーション株式会社代表取締役の森本滋久様が「セルフメディケーションを楽しく続ける地域づくり」に関して情報共有して頂きました。各々様々な立場から、違った視点からの発表であり非常に参考になりました。立場や活動内容は違いますが、共通しているのはパラスポーツを盛り上げよう、という想いであり、参加者一同その熱い想いを共有しながらディスカッションできたのは楽しかったです。
東京パラリンピックを境にパラスポーツの情報は入ってくるようになったと感じていますが、そのレガシーとして定着するにはまだまだ課題は多いと思います。多様化が叫ばれている昨今、本研修会のテーマでもあった、「パラスポーツの身近なスポーツ化」は一つの重要なキーワードかと思います。パラスポーツという環境下での理学療法士としての関わりに縛られずに、まずは社会・スポーツという枠の中にパラスポーツと我々一個人をおいてみる、さらにはその中で一緒に楽しんで活動してみる、そこから理学療法士としてのサポート内容を考えるということが重要なのではないでしょうか。
群馬県内のパラスポーツ、理学療法士協会としての関わりはまだまだ可能性に溢れています。神奈川県の活動に刺激を受けながら、スポーツ推進部は部員の皆さんと一緒に、県内のパラスポーツを盛り上げるための活動を今後も企画していきたいと思います。ぜひ興味をもって参加してみて下さい。