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職場紹介
未分類2023.03.08
社会法人 同仁会
みづほの里 デイサービスセンター
吉川 豪
社会福祉法人同仁会は、昭和52年12月から太田市・大泉町を主な拠点に、救護施設・特別養護老人ホーム・デイサービスセンター等の8施設、居宅介護支援・地域包括センター・クリニック・訪問看護ステーション・保育園等を運営しています。法人副理事長である群馬県議会議員の穂積昌信は、理学療法士でもあり、運営の中心となって多様化する福祉や医療のニーズに応えるべく、法人の基本理念である「やさしさと思いやり」を我々と実践しています。
みづほの里デイサービスセンターは、平成6年5月に太田市牛沢町に開設し現在に至ります。1日の定員は40名となっており、介護保険でのリハビリ「個別機能訓練」を常勤の理学療法士・看護師・介護職等と同じ目線で協力しながら、実生活に合わせたプログラムを作成しています。2021年度からは厚生労働省より新設されたLIFEへの取り組みを開始。個別機能訓練計画書や居宅訪問を通して、生活状況を3ヶ月おきにデータ提出しリハビリを実践模索しています。
当施設の特徴は、マシンでのリハビリ・ホットパック・低周波など物理療法機器に加え、徒手療法・義肢装具・インソールの作成を提供していること。そしてAIやICTの活用です。手工芸による手指機能からの刺激の他に、認知機能へのアプローチとしてコミュニケーションロボットを活用しています。体操・歌・クイズやレクリエーション等を一緒に行い、会話が出来ますので脳への刺激にも働きかけをし、楽しみながら取り組んで頂いております。また職員の介護負担軽減には、マッスルスーツを準備しており業務提供者へのアプローチも並行して行っています。
このような導入背景には、デイサービスでの限られた人員配置や業務時間内に効果的かつ効率よくリハビリを提供していくにはどうすればよいかを、日々研鑽していく中で生まれてきました。
ご利用者の皆様には出来る限り自立した生活を継続できるようサポートすると共に、ご家族も含めた生活での心身の悩み、そして不安に対する精神面のフォローも重要と考えております。気持ちの衰えは体に連動し、介護度の悪化につながる様子を実感しています。お寺の住職になった気分で日々ご利用者の皆様のお話を受け止め、共に学び励まし合いながらリハビリを行い、混沌とした時世を柔軟に笑顔で歩んでいきたいと考えております。